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zoom RSS 原告になったこと

<<   作成日時 : 2005/07/09 00:29   >>

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7日、「イラク自衛隊派遣差止京都訴訟」第1回口頭弁論を傍聴してきた。
送られてきたはがきを受付で見せると、「原告の方ですね」と原告用の傍聴券を手渡され、改めて「そうや、私、原告になったんや」と思った。
4月ごろだったかと思うが、原告になるべく、弁護士に委任状を出したのだった。
子どもがまだ小さいころ、「この子らは、戦争には行かさない、荷担させない」と思った。
それが私の親の務めかもと思った。
しかし、このような憲法にまつわる裁判が起こされるとは、このころには夢にも思わなかった。
なぜって、憲法9条は永遠のように思っていたからだ。
それが、次男が「とーたん、かーたん」と言うと同時に「わんあんしぇんしょう」と言う言葉も覚えてしまった。
それがとても悲しかった。
それだけではなくて、その戦争に日本もお金を出したことに憤りを密かに感じた。
それでいいのか? それでいいのか? そうすることが一番いいのか?
もしかして、この子達が大きくなるころ…………、……。
そのころは子どもたちのことや、家のことで精一杯で、頭が回らなかった。
まあ、今も頭はまったく回らないが。
当時は私は誰にこの不安を話したらいいのか、分からなかった。

子どもたちは成長し、一人は成人した。
今のところ、子どもたちは戦争に行かなくて済んでいるが、子どもたちが戦争に荷担させられることは十分に考えられると感じた。
これは私が思った「親の務め」をきちっとやらねばならないのではないかと思う。
もちろん、子どもたちが危機を感じて、私が取りたい行動をしてくれるのが一番いい。
だって、当事者なんだもの。
だけど、私はそれはあまり考えたくない。
私自身、高校時代にしっかり勉強した憲法にすっかり安住して、若い時代、自分の夢を追いかけていた。
平和な時代だからできることを若い間にやってくれればいい。
それが成功するかしないかは行動次第だし、結果はとやかく言わない。
子どもたちの人生だから。

その「親の務め」の行動の一つが、難民支援であり、この「イラク自衛隊派遣差止訴訟」の原告であるわけだ。
といって、委任状を出しているので表立って一市民である私がやることはほとんどないわけだけど、この訴訟で原告団は何を求め、それに対して被告である国および法務省はどのように反応を見せ、独立しているはずの司法がどう判断するか、見届けなければならないと感じている。
すでに私たちは(否応なしに)イラク戦争に荷担させられている。
少なくともこれは私たちの世代で終りにしたい。
子どもたちには、平和な時代の継続と夢を追ってほしいと思うだけである。

口頭弁論では、パワーポイントとプロジェクターを使い、100名近い傍聴席と、判事団、被告席も見た。
イラク戦争の意義や実態、崩れた大義名分に日本政府はしがみついて未だにサマワに自衛隊を派遣しつづけている。
それも6回目の派遣を、だ。
たとえ、すぐさま撤退できたとしても、「それでよし」とは思われない。
この戦争の意義と自衛隊派遣の実態とは結び付かないし、憲法だけでなく、悪法である「イラク特措法」にも違反している。
そうしたことを淡々と、(「パワーポイントなどの操作がまずくて済みません」と後から言われたが)分かりやすくされたこと以上に、こうした弁論を許した司法にかなり私はびっくりさせられた。
何かの事件で証拠として「ビデオを流したい」というのを「だめだ」といった裁判があったと思うが、司法の普通はそれだろうと思っていたからだ。
意見陳述では、3人の原告がそれぞれの体験をもとに心情を陳述したが、一人一人終わるたびに傍聴席から拍手が沸く。
この拍手を制しない司法も初めて見た。
いつだったか、物音を立ててしまって退場させられた人がいるのを見たことがある。
拍手も「静かに!」と言われたことがある。
原告団の要望を聞かれたのか、たまたまなのか、私にはわからないが、裁判は変わろうとしていると感じた。
こういうことも見届けなければいけないと感じた。

★写真は、閉廷後の弁護士会館での報告集会

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