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<<   作成日時 : 2006/07/24 12:47   >>

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バークレー(アメリカ)ツアー報告集会に参加した。
このツアーは、「無防備地域宣言をめざす京都市民の会」スタッフが行ってきたそうで、バークレーというところは、かつて私が抱いていたアメリカのイメージをそのまま持っている街だと思う。
――いろんな人が、白人も黒人も、黄色人種も、キリスト教徒もイスラムも仏教徒も、老いも若きもみんな自由に生きているところ。
――移民の国をそのまま表しているところ。
――民主主義の町。
そういうイメージだ。
だが、アメリカにおいてそういう町は「唯一」バークレーしか、ない、という。

無防備地域宣言京都市民の会は、去年秋、無防備平和条例をつくるために、直接請求のための署名活動をした。
署名は直接請求の条件を満たし、今年になって市議会にかけられたが、条例案は否決された。
私は署名活動の後半から仕事が忙しくなり、また家内の老人の世話に追われたので、じっくりこの活動を続けることができなかったが、ニュースだけは仕入れていた。
が、今年になっていろいろあって全くこの活動に参加することがなかった。
活動を続けているという人からバークレーに行くというので、「へー、なんなん?」ということから、一度にワーッと情報が入ってきた。
無防備地域宣言の条例のための直接請求署名は、京都で終わりではなく、大津でもやられ、沖縄方面の小さな町でもなされ、かと思うと、東京方面でもなされたという。

「京都市議会の直接の傍聴、それに至るまでに京都市長への面会を要請していたが、実現できなかった(委員会傍聴はモニター室で)。だが、それはバークレーで実現しました。要請もしていないのに、市長に会え、委員会や議会を傍聴し、しかもパブリックコメントまでさせて頂きました」
ツアーに参加した一人はこういって挨拶された。

ツアーでの写真をもとに、報告が行なわれた。
市議会議員は9名しかいないのに、委員会には若い人や障害者、アジア系の顔を持つ人までいる。
また、委員会はけっこうたくさんある。
議員が少ないのに、なんであんなに委員会にたくさんの人がいるのだろうと思ったら、市民だった。
私たちがモニター室で傍聴した一方的な委員会ではなく、この町では委員会でも、普通の市民がパブリックコメントをし、議会でも同様にし、いずれも傍聴できるという。
議決時も傍聴できるし、誰が条例案に賛成し、反対したかもちゃんと見ることができるようになっている。
そういった様子をちょっと視察に行くことだってぜんぜん普通なのだ(傍聴に定員はあるようだが)。
議会に意見を言うことだって、「○○が大変なので、お願いします」という直接請願をすることだって、ここでは普通なのだ。

京都市議会を傍聴したのはいつだっけ。
あの時は、市長や議長席など議場の半分しか見えず、決を採るのも挙手だったため、議員の誰が賛成し、反対しているのかを見ようと席から身を乗り出して、下を見ようとした人が、ガードマンから注意されていた。

いや、私たちが苦労して直接請求したことも、バークレーでは市が受け付け、判断を下すのは、日本のように自治体議会、ではなく、その地域の住民投票ということである。
いくつか形式があるようだが、最終的には再度住民に聞くという形なのだ。
どこまでも住民が主体!

「写真をとっていいか、許可を得たいと願い出ようとしたら、通訳の人が、『そんなこといちいち言わなくていいんだ』と不思議そうに言われた。何かしようと思えば、願い出ることが普通だと思っていたが、(みんなが見ている前でやることが)あたりまえなのだと思い始めた」

私たちは自治体から市民として貢献することを望まれるが、そうなんか?
市民が主体で、議会が市民の声を聞き、法律(条例)をつくり、それをもとに行政が動くということがあたりまえなん違うか?

開かれたバークレーの町。
そういう意味でいうと、京都はなんと閉鎖的だろう!
私は他自治体の無防備地域宣言の直接請求のお手伝いには行けていないのだが、他の人から聞けば聞くほど、京都市ばかりではなく、他自治体も開かれていない。
こんな町が多いからこそ、住みにくいのだと思う。

東京・国立市も無防備地域宣言による条例化直接請求署名活動がなされ、市議会にかけられ、今月中ごろ否決された。
が、市議会にかける場合、市長が意見書をつけるのだが、京都市等は全く反対の意見書を出したが、国立市長は賛成の意見書を付したそうだ。
あ! 国立市長ってあの有事法制が国会に上がろうとしていた2002年の初めに政府に質問書を出した人ではないだろうかとぴんと来た。
この市議会の本会議の傍聴に行った人が、そのように紹介し、少しでも国立がバークレーのようになればと心血注いでいる市長だと知った。
日本の町々がバークレーになるのは、ほど遠い。
バークレーは大学の町のような感じが受けるし、京都だって大学の町と歌われているにもかかわらず、この違いはどこからくるのだろう。

  はあーーー

思わず、ため息が出る。

  がんばらにゃあーー

京都市のお隣の住宅街、向日市でも無防備地域宣言の条例化を目指し、直接請願署名を行うようである。
京都市ではお手伝いできなかったので、向日市で裏方しようかと思う。


『バークレー市民がつくる町』(マブイシネコープ)
http://homepage2.nifty.com/cine-mabui/video_barkley.htm

国立市長の無防備平和条例に対する市長意見書
http://peace.cside.to/Images/kunitachiiken.pdf

国立市市長の政府への質問書2002年5月(私の当時のWebから)
http://carlandream.hp.infoseek.co.jp/diary/ni0205.html#d20020528

京都市市議会の傍聴記録2002年5月(私の当時のWebから)
http://carlandream.hp.infoseek.co.jp/diary/ni0205.html#d20020527

無防備地域宣言を目指す京都市民の会
http://www.geocities.jp/muboubi_kyto/

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