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zoom RSS ソマリア沖の「海賊」はどっちなん?

<<   作成日時 : 2009/04/27 00:49   >>

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少し日がたってしまったが、4月10日の「海上自衛隊ソマリア派遣学習会」に参加し、少し疑問が解消した。
私の疑問は
・ソマリア沖の「海賊」退治になぜみんなして軍隊を出さなければならないのか。
・海賊とは誰のことか
であった。

第一の疑問の回答は、ソマリアがアフリカの豊富な資源の取り出し口になるということ。
そういえば、アフリカから来た難民から聞いたことがある。
エネルギー資源だけでなく、鉱物も豊富だ、と。
だからいろんな人間が口実をつけて奪いに来る。
日本もイラク戦争で石油をなんとかして狙うために、いの一番にアメリカのテロ戦争に賛同したいきさつがある。
だからこそ、ソマリア沖で跋扈している海賊は邪魔なのだ。
そしてそれを可能にするのは、今ソマリアにきちんとした政府がないからだ。

第二の疑問の回答は、
ソマリアの海賊はもともとは漁民だった可能性がある。
その漁民が自分たちの漁場を守るために暴れた結果、武装勢力がその中に入ってしまった可能性が大いにある。
漁民たちが自分の漁場を自ら守ろうとするのも、それにつけ入り武装勢力が中に入ってしまうのもソマリアが無政府状態だからだ。

では、無政府状態ってどういうことを言うんだろう。
今のところ、とりあえずまだ安全な国日本の中で安穏と暮らしている私には「無政府状態」という状態がもうひとつピンとこなかった。
すると、「法が守られない、取り締まれない状態のことです」と答えが返ってきた。
あ、そうか。
一日一日をすごく命がけで暮らさなければならない状態のことだなあ。

無政府状態の中、漁民は自分たちの漁場を守ろうとした。
誰から? またまた、疑問がわいてきた。
学習会では「海の産物の乱獲、不法投棄を欧米諸国がやった」ということだった。
なぜそうなったのか。
無政府状態だったからか。

友人が「週刊MDS」4月24日号を今週見せてくれた。
それを今、読み始めている。
その中に「根本原因は不法投棄と乱獲 漁民追い詰めた先進国」と題して文章が載っていた。
多くは朝日新聞の記事を引用しているようだ。

その中に
「米国のソーシャリスト・ワーカー紙によると、欧米やアジアの海運会社が1990年代初期にソマリアの政治家や軍閥たちと廃棄物の投棄協定を結んだ。国際環境計画のスポークスマンによると、欧州での廃棄物処理には1トン当たり1000ドルかかるのに対し、ソマリア近海に海洋投棄すればわずか2.5ドルで済むという。」
という文章があり、びっくりした。

無政府状態になったのは、それ前後である。
廃棄物の中には核の廃棄物も混じっているようだ。
それだから、漁民は抵抗したのだ。

2004年のインド洋の大津波の時に放射性廃棄物が打ち上げられ、多くの人が死傷しているんだそうだ。
魚も取れなくなり、自分らの生活を守るために、海賊行為をやり始めた・・・。

漁民を海賊にしてしまったのは、誰なのか。
漁民から漁場と生活の糧を奪う海賊は一体だれなのか。
ソマリア沖の海賊なのか、それともソマリアからアフリカの資源をかっさらい、いらないものをソマリア沖に捨て去る国際社会か。

自衛隊はどっちについて、ソマリア沖に派遣されたのか。

この事実を私たちはどれだけ知って、どれだけ話し合って、自衛隊を派遣させたのか。

政府はこの事実と自衛隊派遣についてどこまで私たちに説明できるのか。

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