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zoom RSS がれき処理受け入れが「復興支援」につながるか

<<   作成日時 : 2012/03/28 23:58   >>

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今日も春の嵐が吹き荒れている。
一見穏やかな一日かなーと、何の心配もなく外に出て、配達業務を進めていると、いきなり冷たい北風が強く吹いたかと思うと間もなく、ぱらぱらと雨が降ってきた。
雨も、最初は「ぱらぱら」で、どちらかと言うと風の方がきつかったのだが、大粒の雨が降り出したなと思うと、もう北の方の山や比叡山あたりが見えない。
たぶん、東の方はほとんど雨で見えなくなっているのかと吃驚していたらばらばらと降ってきた。
あと数軒分と言うところで、私はかなり濡れてしまった。
冬のしぐれではなく、春の嵐はあっという間に急変し、そして回復する。
そしてまた急変する。

こんな時期、若狭の原発がどうかなったら、私らは屋内退避と言うことで仕事にも支障が出る。
仕事に出ていると、最新情報が分からないので、私などはしっかり情報聞くまでに被ばくしてしまうだろう。

さて、京都市会は昨日閉会したのだが、どうもがれきの受け入れ、それも試験的にと言うが、どういう具合にどれだけ受け入れ、どう処理するのかさっぱり分からないが、決めたようだ。

3月議会が始まったころ、市長はこう答弁している。
 http://www.city.kyoto.lg.jp/kankyo/page/0000116906.htm (京都市)l
 災害廃棄物は,放射性物質を拡散させないという観点から,基本的には国及び東京電力の責任により,現地で処理施設を緊急に整備して処理することが望ましいと考えておりますが,同時に,現地で処理しきれない災害廃棄物については広域処理を進めていくことも必要であります。その場合,国が安全な基準を明確に示したうえで,それを基に,本市としても専門家の意見を聴くなどして,災害廃棄物の処理の安全性をしっかりと検証してまいります。

 今後とも,被災地の復興支援と市民の皆様の安心安全の確保の両立に努めてまいります。

(24年2月市会定例会本会議代表質疑(3月1日)における市長答弁より)
 

先日紹介した徳島県とはえらい違う答弁であるが、それでも「安全性に疑わしいものは受け入れられない」というスタンスが見て取れる。


だが、閉会間際にどうも議会は受け入れを決めたようで、「京都生協の働く仲間」という団体から私宛にこんなメールが寄せられた。

怒りに身を震わせてみんなが立ち上がる。放射能に子供を殺されてたまるか。3月27日14時京都市役所議会は怒りが燃え上がった。

3月27日京都生協の働く仲間の会傍聴席は全員立ち上がり、抗議した。NHK京都と京都テレビが報じました。みんなの必死な傍聴席からの訴えは京都市議会議場に響き渡りました。
みんな諦めていません。さあ頑張りましょう。放射性がれきバラマキ反対!100万人の避難者を支えよう。もちろん、今こそ全原発再稼働阻止=廃止を勝ち取ろう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

福島の被災者家族も、共に闘いました。涙ながらに、訴えました。支援は、放射能瓦礫のばらまきではない、西日本が避難者を受け入れること、放射能汚染のない食料を関東に送ることだと。
この命を訴えた必死の取り組みは、今回の闘いの一番のうれしかったことは、これで、島田のお母さんたちが、少しでも「一人じゃない、みんなと一緒だ」と思ってくれるかなということです。
故郷を奪った原発爆発と放射能ばらまき!絶対に、なくそう。野田は、福島の子ら100万人を見殺しにしている。見殺し野田を倒そう。


京都新聞も以下のように報じている。
 門川市長「自ら説明も」 震災がれき 試験焼却後、住民に
 http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20120327000156


この豹変ぶりは一体何であろう。
まるで、今日の天気のようだ。

がれきが残っていることは、現地に行けば一目瞭然であると思われる。
だが、現地にそうそう行けない私たちは、政府や自治体の言うことがそうであると信じていいのだろうか?
京都には1000人以上の福島県内外から避難してこられている人がいると言う。
私は直接お話はしていないが、おもにお母さん方の声を少し聞いた。
「汚染を、被ばくを恐れて何とか逃げてきた。子どもらが外で遊べる。買い物に行ける。汚染を心配せず食材を買える。突然の雨にぬれてしまっても、被ばくの心配がない。こんな当たり前の日常をすごく幸せに感じた」と。
「しかし、がれき処理受け入れで、放射能が私たちを追いかけてきた」と。

1年前からの苦しみを京都に来て、やっと解放されたと思われただろうに、この仕打ちは何だろう?

これが京都市の復興支援か。
京都市は、少しの間だけでも、東北3県の被災者を受け入れるべきである。


もう一つ。
「なんで受け入れなきゃいけないのか。自治体は何で受け入れるのか」と言う疑問にこのwebページはほぼ見事にこたえてくれているので紹介しておこう。

・被災地の復興支援のため、瓦礫を全国で受け入れるべきだというお考えをお持ちの皆様へ
 http://www3.hp-ez.com/hp/kakusan/page1

私はこれを読みながら、「うんうん」「あ、そうなんや」「なるほど〜」を繰り返した…。
がれきのすべてに放射性物質が付いているとは限らない。
全く検出しないところもあろうかと思う。
だが、地元が「一度にたくさんはできなくても少しずつ処理していける」と言っているのを止めている。
がれきで護岸を強化したいと近場の自治体が申し出ても、それは止められている。
そして、わざわざ遠い京都や滋賀とか、沖縄辺りまで運んで行って処理しようとするのはなぜ?
少なくとも船や車で運ぶことになるかと思うが、そういうところがいい思いするため?
民間の産廃業者が引き受けるため?

復興支援をするのなら、「地道ながら自前でできる」という被災地の声を最大限に生かし、それを支援すべきではないのか?

上にあげたwebページでも、阪神大震災と比較している。
阪神地区という大動脈のただ中で起こった震災に対し、今から思えば、関連地域はすごく対応が早かった。
がれき以上に、そこを拠点とする経済活動が最優先でチャッチャッと動いたのだろうと思うし、周辺でも震災の影響があったかと思うが、多少の修理で済んですぐにがれきの処理ができたのだろう。
つまり、被災地と周辺地域がうまくかみ合ってがれきを処理し、経済活動が少しずつ回復し、復興に寄与したのだと思える。

しかし、阪神大震災の時は、原発は幸いに損傷しなかったし、事故も起こらなかった。
これが最大の違いである。


放射性物質が検出されないがれきを受け入れたとして、しかし、処理中、処理後も放射能汚染がないとは言い切れないのだ。
微量が検出されたが、基準値以下として埋め立てても、空間に放出されたり、地中や地下水に放射能汚染の影響が出るかもしれない。
これは、多分に誰も経験していないことではないのか?
あるいは明らかになっていないことではないのか?
そういうリスクがあることを考えると、やはり、子どもたちが住み、しかも被災者が避難している地域では処理しない方がいいと思うのだ。

自治体が描く将来像に子どもたちはいるのだろうか。
歴史都市、観光都市「京都」も、そこにはもうないのではないだろうか。


あ、今、思い出した!


京都府、市も入っている関西広域連合で「がれき受け入れ対応」がこの3月の間に決定したのだ。
詳細決定は自治体に任せるとしているものの、大まかに受け入れを決定しているので、表向きこれに沿ったのではないか。

・東日本大震災の災害廃棄物広域処理について(関西広域連合)
 http://www.kouiki-kansai.jp/contents.php?id=625&preview=on

それにしても、これはこれ。
京都市はもっと多方面から熟考すべきであった。
処理後に放射能が検出されてももう遅いのである。

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