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zoom RSS 6/8野田首相記者会見:京都・東京・福井の地元新聞社説を読んで

<<   作成日時 : 2012/06/10 01:51   >>

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もう一昨日になってしまったが、6/8夕方、野田首相が記者会見を行った。
私は途中からしか見ていないが、「この人は、なんでこういうふうに言えるんだろう。自分で言ってて恥ずかしくないのだろうか」という感情がわき出て、とってもむかつき、いらついた。

・安全性を確認している? 首相が大飯原発を視察したなんて一度も報道されていない。
 政府の誰かが行ったかと思うが、自分の目でそれを確かめるのが本筋だろう。
 視察した人から聞いたとしても、どうやって安全性を確認したのかがぜんっぜんわからないし、私たちに伝わってこない。

・国民の生活を守ることは、首相はもちろん、議員など国を動かす人々、自治体の長などに国民から信託され課せられた責務だと思う。
 だが、それが原発再稼働することと直結しているとは思えない。
 豊かな生活を守るというが、いったいいつの時代の話なのか。
 いったい、誰が豊かな生活を送っているというのか。
 その日暮らしの人も多いうえに、自殺者が10数年続けて3万人を超し、就職したくても見つからない人や、生活保護が受けられないでいる人などがいる。
 豊かな生活をしているほんの一握りの人たちを国は優先して守るのか。
 豊かな生活をしているほんの一握りの人たちのために、私たちの生活はなくてもいいということか。
 福島の人たちへの思いを述べているが、それ以上に豊かな人たちのほうが優先するというのか。

民主党はこんな政党だったんだと、再認識する。


9日の各社の新聞はこの記者会見を報道し、分析している。
ざっとだが、私は京都なので、地元の新聞の社説を読んでみた。
そして、立地地元の福井新聞も読んでみた。
また、ネットで知り合った人たちの間で評判の高い東京新聞の社説も読んでみた。
それ以上は仕事に没頭したので、大手の新聞は読んでいない。
が、この3社でおなかいっぱいになった。


・首相再稼働決断  強引な論理承服できぬ (京都新聞)
 http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/20120609_4.html

ひとたび事故が起きれば、被害をこうむる地元として、また、関電の消費地としても、京都府知事や府内の自治体の方々にはぜひ頑張ってもらいたいし、応援したいと思う。
でも、記者会見の後のNHK京都放送局の番組に出ていた山田知事には、この人だからか、知事だからかよくわからないが、限界を感じてしまった。
まあ、大阪、滋賀の被害・消費地元としては3府県の中で一番理論的に「再稼働慎重」論を述べているだけに、パワーを持ってほしいのだが。
そのパワーは、私たちが送らねばならないか。
地元の新聞としては、そうした知事や府民・市民の動きをつぶさに追っている。
市民が要請に行くと、京都新聞がついて行っているようだし、ほかの大手新聞社の京都支局の記者も行っているようだ。
そうしたことが知事へのパワーになればいいと思う。


・「大飯」再稼働会見 国民を守るつもりなら (東京新聞)
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2012060902000148.html

東京新聞の発行範囲がどれだけなのか、私はよくわからないが、首都圏として考えると、福島原発事故の放射能被害を身近に感じたところの地元新聞と言っていいのでは?と思っている。
だからか、311以降の東京新聞は、大手新聞が伝えないことをずばずば伝えているらしい。
この社説も、私としては胸がすくような思いがした。


・大飯再稼働 首相会見 ぶれない原子力政策必要 【論説】 (福井新聞)
 http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/editorial/35131.html

さて、問題はここだ。
福井新聞はどれくらい福井の人に読まれているのであろうか。
京都新聞は、朝日についで2番目と聞いているが、大阪でも滋賀でも読まれている。

福井の人たちの大多数の意見というか、思いはこうなのだろうか。
そう思うと首をかしげたくなる。
首相は「福井県に感謝して」と言っていた。
確かに、安全でない原発を14基(関電は11基)が福井にある。
消費者である私たちは感謝すべきなのだろうが、「福井に原発を」と言った人がいるのだろうか?とまたこれも、首をかしげたくなるのだ。
つまり、「え?」という感じで、関電が福井に11基も原発を建てていたのだ。
消費地の私たちが「福井に建ててもらって」として、それで311の事故が起き、危険なことが分かって「ずっと押しつけて悪かった」ということだというのなら話はわかるのだ。
私はこの辺のいきさつがよくわからない。
建設について、立地自治体と立地県と関電が合意したくらいしか出て来ないからだ。
消費地の私たちと福井の人たちがお互いに「あんたらのせいだ」と言いあうことは一番避けなければいけない。

ひとたび事故が起きれば、一番に被害をこうむるのは福井の立地自治体に住む人たちだ。
経済や雇用などの問題もあるかもしれないけれど、まずそれを考えてほしい。
子どもたちのことや環境破壊についても、もっと考えてほしい。
数10年、住めなくなるかもしれないし、経済も観光も吹っ飛んでしまう。
それでいいのかと私は思うのだ。
今いる場所で平和に生活をしたいのは誰しも同じこと。

福井新聞はそうしたことをあまり書いておらず、「原発は地元を支えてきたが、今後進むも退くもいばらの道だ。国が地元と同じ「現場感覚」を持たない限り、地域は苦難にさらされたままである」とあるだけだ。
これ以外は、立地自治体と消費地とをケンカさせるような雰囲気に感じた。
これも野田首相はじめ、政府が狙っていることなのかなあ。


原発を再稼働することは、一握りの豊かな生活をする人をますます豊かにするだけであり、国として原発の地元や事故の被害を受ける地域を、そこに生活する人々を犠牲にし、見捨てることなのだと私は思う。


「首相官邸」のホームページで6/8の記者会見の様子がアップされている。
・平成24年6月8日 野田内閣総理大臣記者会見
 http://www.kantei.go.jp/jp/noda/statement/2012/0608.html

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