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zoom RSS 妊娠・出産奨励「女性手帳」配布? 役所のやることか

<<   作成日時 : 2013/05/06 15:04   >>

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この記事を見つけたときはちょっと疑問に思った。

・政府、10代から「女性手帳」導入 骨太の方針で調整 何歳で妊娠? 人生設計考えて(産経ニュース)
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130505/plc13050511030006-n1.htm

なぜ、政府がこんなことをしなければならないのだろう?
タイトルだけ見て、余計なお世話だと思う。
結婚すること、結婚後の生活を予想することは出来ても、妊娠・出産の予想は立てられない。
そりゃ、子どもが何人いればいいとか夢のようなことを言っているのと違うだろ? 人生設計って。
バカと違うか?

少子化対策を具体的にし、その形の第一歩としての啓発活動だと言いたいのだろうが、若い人が自分がなぜここに存在しているのかはわかっているはず。
それなのに啓発活動としての「女性手帳」配布とは、以前の(もしかして今もそうなの?)小中学校に配った「心のノート」を彷彿とさせる。

そんなことより、今を生きる子どもたちが、夢や希望を持ち、成長するにつれてその夢や希望が実現可能になっていく、そんな社会にしなければ。
しかし、子どもたちはどこか閉塞感が漂ってくる。
自転車を運転していると、学校帰りの子どもたちに出会うことがある。
度々ベルを鳴らすが、だからといって道端に寄るわけでもない。
「あ、自転車」とは言うが、その場に立つか、そのまま歩くのをやめない。
彼らは自転車が避けてくれると思っている。
たまに自ら自転車の方に向かってくる子もいる。
細い路地が通学路になっているから、こちらは十分気をつけていても、彼らは気をつけないでいる。
私は彼らのそうした行為が何かを訴えているようで仕方ないのだが、付き合っていられない。

十数年前に私の子育て時代は一応終わっているのだが、その時代も決して彼らの環境は良くなかった。
子どものことを熱心に見ている親御さんと、そうそう見ていられない親御さんの差はかなりあったし、学校自体が子どもをよく見ているというふうではなかった。
安心して学業に専念させ、成長を長い目で見守る環境がその時代には残念ながらなかったと思う。

現代はどうか。
もっと環境が悪くなっているのではないか。
「授業が成り立たない」という話はよく聞く。
小学校でも中学校でも…。

も少し遡ろう。
30年ほど前、長男をなんとか無事に産んだ時、近所の方がお祝いに駆けつけてくれたそうな。
「…お世継ぎがお生まれになって、これでCarlan家も安泰ですわねぇ」
これを聞いた時には、私はのけぞり、も少しで長男の上に倒れそうになった。
なんという時代錯誤的な!
というか、お腹の大きい時からご近所の方はそういう目で見ておられたんだ。
お世継ぎかそうでないか(当時はまだ妊娠中には性別はわからなかった)。

顔を見れば、「一人じゃかわいそう、二人目のご予定は?」と聞かれ、
二人目が出来れば「上はお兄ちゃんだから、次は女の子ね」と期待され、
次男が生まれた時には「一人女の子くらいいたほうがいいわよね」と言われた。
極めつけ、身内からも「長男に何かあれば次男が継げる(から大丈夫)」。
構成の関係で多少の差はあれ、子どもを持った方であれば一度は聞かれ、期待され、嘆かれた覚えがあるだろう。
それが嫌で、子どもはきらいじゃないが、絶対子どもなど産まないと結婚時に約束させた女友達もいる。
今の子育て中の夫婦も言われているのであろうか。

どんなに苦労しても、伴侶に巡り合わない人もいるし、子どもが授からない人もいる。
伴侶がいても、いろんな事情で子どもを持たないと決めた人もいる。

そして、女性の妊娠・出産適齢期と社会への進出や仕事を覚えていく時期と重なっている。
両方やれればいうことないが、社会がそれを許さない時代がずっと続いているような気がする。

学校出ても、就職先がない。
就職できても、最初から即戦力を要求され、それに対してきちんと権利を主張し、獲得できる若い人たちは少ないし、出来たとしても、「はい、出社停止ね」と即言われる。
理不尽な環境の中で、ゆったりと落ち着いて子どもを産み育てることができるのか、至極疑問である。
その上に、女性の保護は確保されていない。
結婚しても仕事を続ける女性は多くなったようだが、妊娠・出産ではどうか。


子どもたちが伸び伸びと成長できていく環境も、若い夫婦が働きながらも、ゆったりと子育てに向き合える環境も準備されずに「少子化だから、子どもをどんどん産もうね」とはおかしい話。

少なくとも、今生きる子どもたちが大切にされ、夢や希望が持てるようにならなければ。
子どもたちがおとなになって、その夢や希望を次世代に受け継がせよう、一緒に見ようというふうにならなければ。
役所がやることは、その夢や希望を応援しても、「子どもをどんどん産もうね」と手帳を配ることではない。

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