Carlan's Dream いまのきもち

アクセスカウンタ

zoom RSS 足元を見つめる生活、地域で暮らすことをそろそろ考えよう(TPP講演会の感想)

<<   作成日時 : 2013/11/10 15:33   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

9日、「TPP」についての講演会が向日市であったので、参加してみた。

講師は以前京都市民だったという神田浩史(NPO法人AMネット)さん。

TPP…「環太平洋経済連携協定」と訳されるところから、経済に関する協定ということしか頭に入ってこなかったが、横から「保険とかもだよ」と言われ、いわゆる生命保険会社等を想定していた。
そういうのだったら、すでに日本に入ってきているじゃないかと思っていたが、様子が違うものだった。

いくつか私が感じ取ったものだけ列挙してみようと思う。

【秘密主義】
確定出来てないからそうなのかもしれないが、日本は参加するについて守秘義務の約束をさせられているという。
そんな協定はおかしいと思う。
そんな中で今年いっぱいで妥結するという。
十分な論議どころか、一体何が話し合われ、どういう方向に向いているのかを参加している国民すら知ることができないなんておかしいじゃないか。
神田さんによると、国会議員も知らない、関係省庁の官僚もどれだけ知っているかわからないという。
知っているとみられる官僚は神田さんに「TPPは反対」と言っていたりする。
資料は英文で1000ページ。
それが翻訳されて(?)妥結するあたりに衆参のHPに掲載予定とも言われるが、全てを把握できる人は多分いないと思う、と言われる。

【アメリカと一部の企業が有利なだけ】
神田さんらが駆けずり回って集めた情報によると、アメリカや世界の中での一部の企業が有利なように進められている模様という。
TPPより先行している「日米並行協議」においては、明らかにそれが出ていて完全にアメリカが日本に押し付け、日本が受け入れているものであり、不平等な内容になりつつあるという。
・保険 皆保険制度が崩れる可能性。日本の皆保険制度は優れており、「日本型」と呼ばれる制度が導入、あるいは準備中の国がいくつかある。
・投資 投資したのに利益が得られなかったら提訴できるってそんなむちゃくちゃな…
・知的財産権
・規制・基準
・透明性 日本のパブリックコメントの制度に透明性がないという。これは押し付けてもらっても構わない唯一のものかも(笑)
・政府調達 意味がよくわからなかったが、行政がやる入札を国債でするということらしい。地元の企業の経営が成り立たなくなるとも。
・競争政策
・急送便
・衛生植物検疫 食品添加物や農薬などの評価を簡素化して流通させようと言うものらしい。私は薬に関しては自分にあった最低限のものしか分からないので、何とも…。

流通や経済が企業の思うままにするためには、政府までも動かさないといけない。
政府が一部の企業のいうことを聞き、それがどういう弊害を生むかを想像すらしないで進めていくというのがTPPのようである。

とは言い条、例えば日本とアメリカは保険制度で違いがあり、オーストラリアは禁煙政策が行き届きつつあるという。
個別には皆いろいろと事情を抱え、それを乗り越えて今にいたっている国々がほとんどであると言える。
それらを無視する協定になってしまうのはおかしいのではないか。

【たった12カ国のことでも波及は世界的】
神田さんはおおよそ20年前に日本を襲った米不作のことを言われた。
あの頃、「できれば国産米で」と米屋に言っていたのにタイ米を持ってきた。
米屋は「これしか入ってきませんねや…」と怒り気味に言ったことを覚えている。
味は忘れた。
普通に炊いて食べたのではないだろうか。
味にうるさい家族でなくてよかった…。
いやそういうことじゃなくて…

日本に輸出されたタイ米はタイにおける「特級品」であった。
いつもその特級品を買っていた中東の国が低級品を買わざるを得なくなった。
タイの低級品をいつも買っていたベトナムは、仕方なくフィリピンの米を買うことにした。
ベトナムの米を買っていたフィリピンは仕方なくビルマの超安い米を買うことにした。
ビルマの超安い米を買っていたセネガルは、買うことができなくなって飢餓宣言を出した…。

私たちが「まずい〜」などと言って仕方なく食べている間に世界中ではこんなことが起きていたのだ。
私は知らなかった。

それは日本が米を作らなくなっていたからだ。
農家が悪いのではない。
農家は米を作らないよう指導させられたからだ。
「作りすぎ」と言われたからだ。
誰に? 国民に? そう?

「風が吹けば桶屋が儲かる」などという古い言葉があるが、回り回って直結しないところにも結局波及する。
そういう想像をするためには、世界のいろんなことを知っていなければならない。
そのことをTPPに関わる人達がどれだけ知っているのだろうか。

私はこのことを知ってかなりショックを受けた。

【「5品目は聖域」は公約だったから…】
安倍首相はじめ、自民党はうそつき政党であり、公約を守れない政党であり、こんな政党が日本の政権を担っていることにどうにもこうにも収まらない気がする。
国民にはウソをつき通し、ホントのところはアメリカに持っていく。
アメリカの言うことに対して「それなら断る」くらいもいえない。

私は以前から感じていた疑問だが、多分に戦後処理を自前でしなかったことで、アメリカが付け込んでいるのではないか?
あるいはいわゆる「属国」と思っているのを、日本が受け入れている感じもする。
それぞれの国民はそう思ってはいないだろうが。

自民党がそれを一番に感じ、国民優位ではなくアメリカ優位に考えている。

とはいえ、この協定、条約の一つであるから、それを批准するかどうかは日本もアメリカも議会が権限を持っている。
頼りない議会だが…、ひとつここは…と思ってしまう。

【私たちができること】
・経済だけが日本を救うとは考えないこと
・地域経済活性化のために動くこと
 レジュメには「食、エネルギー、支えあい、水、カネを地域で循環し、生業として広げることがポイント」
 「流通を地域単位としてとらえる」
という点に太字、アンダーラインになっている。
・足元を見て地に足がつく毎日をということ

方向転換を考えなきゃ。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
足元を見つめる生活、地域で暮らすことをそろそろ考えよう(TPP講演会の感想) Carlan's Dream いまのきもち/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる