「高浜原発 このまま廃炉! 関電包囲全国集会」に参加してきた

暑い日だったし、仕事終わってから行ったし、外の集会とデモだったし、久々にこうした集会に参加したし、疲れてしまった。
しばらく、仕事やその他のことで、日常的に追われていたこともあって、気にかけながらも脱原発事情を追えていなかったので、疲れた中でも、いろいろと知ることができた。

福井地裁の樋口判決が出たあとの、名古屋高裁金沢支部での控訴審判決が7/4に出た。
樋口判決がどれだけ素晴らしいものか、ひしひしとわかる判決だった。
しかし原告団は、最高裁に上告しなかった。
その理由を改めて原告団を代表して小浜市の中嶌哲演さんから聞くことができた。
自分たちに必要なものは樋口判決に詰まっている、と。
原発稼働差止において、司法は自分自身で判断できなくなっており、樋口判決以下の判決は不要だと。
私達が司法闘争の次にやるのは、原発ゼロを国に求める法案づくりに向けて、市民が向き合うべきだと。
怒りと抗議が一緒になったスピーチだった。

他にも各地で裁判闘争をする原告団や支援する団体がアピールを行った。

そして、以下に上げる決議文を集会として採択した。
決議案は電力事情や脱原発が進んでいることなどが書かれている。
この情勢に向き合わない電力会社はいずれ淘汰されると思う。

決議案に続いて、現在決定している関電や国を相手に稼働差止裁判の日程が資料にあったので、上げておく。
まあ、平日なので、ほとんど私は行けないのだが…。
原告でなくても、傍聴できる(傍聴券が必要な裁判もある)。
仮処分を求める裁判は傍聴できないが、原告を支援したり、様子を見に行くくらいはできる。

8・25集会 決議文

 福島原発事故からすでに7年半がたちましたが、この事故は、原発が人類の手に負える装置でないこと、ひとたび重大事故を起こせば、生活を奪い、職場を奪い、農地を奪い、海を奪い、故郷(ふるさと)を奪い、人の命と尊厳を奪い去る装置であることを、大きな犠牲の上に教えました。

 一方、福島原発事故以降の経験は、原発はなくても、電気は十分足りることを実証しました。今年の夏は酷暑続きでしたが、原発電気は2%以下であったにもかかわらず、停電にはなりませんでした。原発は全く必要のない装置なのです。

 それでも、政府と関電は、昨年来、圧倒的な民意を無視して、高浜原発、大飯原発の再稼働を強行し、また、定期点検入りした高浜4号機の再々稼働を狙っています。原子炉からの一次冷却水(蒸気)漏れという深刻な事故を起こした4号機の定期点検はただちに中止し、このまま廃炉にすることを強く要求します。

 これまでの脱原発・反原発行動は大きな成果を収めていると考えます。それは、まず、私たらの行動も含めた広範な反原発の闘いのために、傲慢な電力会社といえども、多額の費用を要する安全対策を施さざるを得なくなり、それが、原発重大事故を防いでいると言えるからです。

 広範な脱原発・反原発の運動がなければ、電力会社はロクな安全対策もせずに、原発を次々に動かし、重大事故の確率は格段に高くなっていたと考えられます。

 一方、電力会社は、安全対策費がとくにかさむ老朽原発の廃炉を決意せざるを得なくなっています。民意を無視し続ける関電でさえ、昨年12月に大飯原発1、2号機の廃炉を決定し、全国では、19基の廃炉がすでに決定されています。

 さらに、反原発運動が、世界的にも安全対策費の高騰を招き、原発輸出企業の原発からの撤退を促しています。

 これらの事実は、さらに反原発運動が盛り上がれば、必ず原発全廃が実現するであろうことを私たちに確信させるものです。

 関電は、現在定期点検入りしている高浜原発3号機を11月にも、再々稼働させようとしています。また、来年以降、40年超えの老朽原発高浜1、2号機を再稼働させ、全国の老朽原発の再稼働を先導しようとしています。一方、大飯原発3、4号機にもMOX燃料を導入し、危険極まりなく、ウラン燃料よりさらに長期の保管を要する使用済み核燃料を生み出すプルサーマル運転を企んでいます。人々の生命を危険にさらし、平穏な生活をゆるがすものです。許すことはできません。

 民意を踏みにじって原発を推進する安倍政権と関電の責任を追及し、さらに脱原発・反原発運動のすそのを広げ、「高浜原発このまま廃炉!」を実現し、老朽原発廃炉を実現し、原発の恐怖におびえることなく、安心して生活できる社会を早期に実現することを決議します。

2018年8月25日
8.25「高浜原発このまま廃炉!関電包囲全国集会」参加者一同




原発うこかすな!関西電力との法廷での闘い

各地の裁判所で原発差止裁判が闘われています。多くの皆さまの傍聴を訴えます!
圧倒的な傍聴支援で裁判所と裁判官をつつみこみましょう!

◆京都地裁…大飯原発差止訴訟
2012/11/29提訴。大飯原発1~4号機について,国と関電に対し運転差止と損害賠償を請求。「京都脱原発弁護団・原告団」

 ★9/4(火)14:00~ 第21回口頭弁論。101号法廷にて。
  傍聴席の抽選は13:20~13:35。
  閉廷後15:00ごろから,報告集会(京都弁護士会館)
 ★11/20(火)14:00~第22回口頭弁論

◆大阪地裁(1)…大飯原発3・4号機行政訴訟
2012/6/12提訴。大飯原発3・4号について,国に対し運転停止命令を請求。関電が訴訟に参加。「美浜の会(美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会)」「おおい原発止めよう裁判の会」

 ★9/10(月)15:00~ 第27回口頭弁論

◆大阪地裁(2)…大飯原発3・4号機仮処分
2017/12/25提訴。2014年9月まで原子力規制委員会の委員長代理を務めた島崎邦彦・東京大名誉教授が名古屋高裁金沢支部で「基準地震動の評価が過小」だと証言している以上,原子炉等規制法が求める安全性を欠き,住民の生命や人格権を侵害する危険性がある。南丹市の住民が提訴。「福井から原発を 止める裁判の会」などが支援。

 ★10/16(火)第4回審尋。仮処分なので,一般傍聴なし

◆大津地裁…美浜,大飯,高浜本訴
2013/12/24提訴。美浜,大飯,高浜の各原発について,関電,国に対し運転差止請求。「福井原発訴訟(滋賀)を支える会」

 ★9/20(木)14:30~ 第20回口頭弁論。
  13:40~14:00傍聴席抽選。
  閉廷後 15:30ごろから,記者会見と報告集会(滋賀弁護士会館)
 ★12/25(火)14:30~ 第21回口頭弁論

◆名古屋地裁…高浜・美浜40年廃炉行政訴訟
40年越えデンジャラス原発に今こそNOを!老朽原発の廃炉を国に請求。「40年廃炉訴訟市民の会」
 (1)高浜原発1・2号機40年廃炉訴訟(2016/4/14提訴)
 (2)美浜原発3号機40年廃炉訴訟(2016/12/9提訴)

 ★10/18(木)
 (1)13:30~ 高浜1・2号 第9回口頭弁論
 (2)15:30~ 美浜3号 第7回口頭弁論
 ★1/16(水)
 (1)13:30~ 高浜1・2号 第10回口頭弁論
 (2)15:30~ 美浜3号 第8回口頭弁論

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