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zoom RSS なにも議論されていない「新・在留特別許可に係るガイドライン」

<<   作成日時 : 2009/07/11 12:50   >>

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知人のメールで初めて知った。
昨日、法務省が新在留特別許可のガイドラインを発表したそうだ。
へー、そうなんだ。
で、誰が在留資格を与えるか、条件に合致した人は自動的に在留資格が取得できるようになったの?
と思いきや、あまり変わり映えがしないという印象をもった。
そのあと、夕方のNHKニュースでも先のフィリッピン一家の、まだ夫妻が日本にいる時の映像を流し、このニュースを流していたし、紹介された朝日新聞の記事も、今朝の京都新聞の記事さえもこの新ガイドラインとの対照的な事例としてフィリッピン一家のことを載せていた。

法務省にしたら、このオーバーステイ一家の支援がこれだけ大きく広がるなんて思ってもみなかったのだろう。
結果、家族を引き離すことになって、ずっと法務省に抗議のメッセージが届いていたのではないか。
そこに入管法改定が国会を通り、3年以内に在留カードを発行したり、外国人台帳を作るなどしなければならなくなり、オーバーステイ状態の人は、日本に存在しないことになる(存在していたら、それだけで犯罪者扱い)。
それはそれで罪なき人を罪にしてしまい、刑務所や入管もすでに満杯状態であり、苦肉の策として在留資格を認める形にならざるを得なくなったのだろう。

この件はどこでどう議論されたのか?
外国人支援の側に立つ人でさえも寝耳に水って感じだったようだ。
つまり、法務省が自分とこの都合で「オーバーステイの人たちの管理が大変」と危機感を持って、このガイドラインを見直したに違いない、と推測するのだ。
議論されていない証拠に、難民申請者の多くはオーバーステイ状態であり、1か月ごと更新の仮放免状態の人もい、入国時にパスポート偽造など不法入国せざるを得ない状態の人が多いうえ、「難民認定申請」をしても捕まる状態に置かれているからだ。
彼らのことをとことん無視している。
まあ、そりゃあ、数の上では少ないかもしれん。
が、外務省外郭団体難民事業本部がたった数か月の生活保護費を賄えず、幼子を抱えたり、病気を抱えたりしている難民申請者に限ると断らなければならなくなったほどに、難民申請者はどんどん増えているのである。
在留特別許可ガイドラインに照らし合わせると、思いっきりグレーかバッテンがつくほどの人たちが存在しているのだ。

どこまでも、日本は難民制度の議論をしたがらない。
難民認定制度をこれ以上よりよくすると、新たな難民が押し寄せてくるという考えがあるからだろうか。
しかし、昨年度は2年前のほぼ2倍である。
難民認定制度が形骸化していても、難民は来るのだ。
経済がどれだけ悪化していても、公権力や犯罪組織から日常生活を奪われ、命を奪われそうになる国の人たちから見たら、どれだけ平和で安定している国であるか。

外国人はうそつきで、信用できない、外国人=犯罪者といっても過言ではないという考えがあるからか。
そういう見方をし、そういう施策を組むから、外国人はうそつきとなってしまう。
誰だって何かを認めてもらおうとする時に、小さなウソをついたりしない?
うその裏を見ないで「外国人は犯罪者」という政府の宣伝に国民のほとんどは騙されていると思う。

平和な生活を求め、逃げてきている人たちは平和でない母国にはなかなか帰れない。
そうして何年も仮放免状態のままで、ひっそりと暮らす元難民申請者はかなり多いと思う。
彼らをまず、救ってやってほしい。
それが初めて実現して私たちは「あ、やればできるじゃん、変わったじゃん」と見直すことができるのだ。

※おおよそ難民認定しても、日本政府は認定書を出すだけで、何もしない。
※その認定書を有効活用できるのは、母国周辺に行くときだけである。
※難民認定された人は、在留資格が与えられるが、一律ではない。


不法滞在の在留特別許可、指針具体的に 法相が表明(朝日新聞) 2009年7月10日13時32分
在留特別許可の基準明確化 法務省、小中高生養育に配慮(京都新聞)
 新聞の記事はもう少し加味されている。

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