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zoom RSS 生活保護支給水準見直し:こんな時代だからこそ憲法の理念を

<<   作成日時 : 2012/05/26 17:11   >>

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昨日5/25夜のニュースを見て、「え、何これ?」と思い、私ならようせんわと感じたものがある。

芸人ユニット次長課長の一人、河本さんが涙ながらの記者会見。
病気を得て仕事を辞めざるを得なかった母親に対し、まだ不遇の生活を強いられていた河本さんは面倒が見られなかったため、生活保護を受給し始めたという。
それからは生活保護の担当者と母親が相談しながら受給を続けていたという。
週刊誌等で報じられて、彼は母親のために生活保護受給分を返還しているという。

これって、スキャンダラスなことなのか?
なぜ河本さんは世間様に謝っているのだろう?
自分が指摘されるまで、母親の面倒を見なかったからなのか?

なんか違和感が残る記者会見で、そのあとに驚いたのは、小宮山厚労相が議会で、生活保護の見直しを訴える画面に切り替わった。
河本さんの一件で、「親族が面倒みられることがわかったら返還を求める」「支給(額?)の削減」などを訴えているのも違和感を感じた。

もし、我が家がにっちもさっちも行かなくなって生活保護受給を考えたら、まず子どもや私ら夫婦の兄弟姉妹に「支援しろ」ということを、福祉事務所としては言うのだろうか。
今は何とか生活できていても、明日私に不治の病が見つかり、生きながらえる処置をしていかなければならなくなった時、仕事はまずやめなくてはならないかもしれない。
入院するにしても通院するにしても、家族の負担は免れず、その治療費だけでも膨大なものになる可能性がある。
それを、夫や私の兄弟姉妹に自治体のほうから「あんたの兄弟姉妹やろ、助けたれや」というとして、誰が助けるであろう。
兄弟姉妹が薄情なのではない。
みなそれぞれ、いろいろな問題を抱えており、それぞれの生活に一生懸命である。
相談はできたとしても、「援助を願う」など到底考えられない。
それに、私は彼らの生活水準といろいろな問題は、ほとんど関知していない。
兄弟姉妹にしても、私たちの生活水準は分かっているであろうが、いろいろな問題に関して関知していないと思う。
お互い助け合いたくても、助け合えない事情があるし、相談しても公的な福祉関係に問い合わせてみたら?というのが関の山と思える。

いやいや、うちらや兄弟姉妹の生活水準の話ではのうて、もっと高額所得者水準の話なのか。

どちらにしても、親子兄弟姉妹が助け合えるなら、それはそれに越したことはない。
しかし、それを基本的に当然なこととして、生活保護水準を見直すとは、一種のすり替え、福祉や人権の切り捨てではないのか?

企業が末端作業の正社員を採用しなくなって久しい。
正社員であっても、昨日まで順調だった職場がマネーゲームで急落し、給料未払いのままリストラされたり、職場が閉鎖したりという話も聞いてきた。
昨年は、地震や津波、豪雨や川の氾濫といった自然災害もあり、原発事故も追い打ちをかけた。
働き盛りがどんなに働いても、その日の生活で精いっぱいである人は多いし、中には支援もない人がいると思う。
子どもたちを抱え、また、年老いた両親を抱え、東奔西走している人も多いのではないか。
ずっと、職業訓練している人たち、
ずっと、ハローワークなどに通い、求職する人たち、
ずっと、バイトやパート、派遣社員といった不安定な身分に身を置き、まだ仕事があるだけましと思っている人たち。
時がたてばいい方向に向かうのならまだいいが、そんな方向は四方八方にもない。

こんな時代だからこそ、検討を重ねていろいろやってみて、すべて活かされないでいる人が、生活保護受給という
選択をするのは当然だし、憲法で認められ「健康で文化的な最低限度の生活」する権利を活かさずして、どうしろというのだろう。

憲法第25条
すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。


つまり、ここで生活保護の水準を見直し、切り下げられたら、政府自ら憲法違反となる。

政府、民主党のお歴々は憲法のことは勉強して、日々議会に、行政に臨んでおられると思うのだが、違うのだろうか。

私たちも、このことをずっと言わなければならない。

次長課長の河本さんも、別に涙ながらに弁解しなくてもよかったわけだ。
逆にお母様はきちんと憲法を活かし、福祉の担当者と相談しながら受給していたのだし、何の問題もないのだ。
胸を張って「憲法を行使しただけです」と言えばよかったのだ。

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