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zoom RSS 京丹後Xバンドレーダー基地と福知山自衛隊射撃訓練場に行ってきた

<<   作成日時 : 2017/04/28 23:38   >>

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友人が先週に企画してくれた京丹後ツアーに参加してきた。
一日目はちょっと風が冷たかったが、二日間ともいいお天気に恵まれて京丹後の景観の良さを満喫してきたと思う。
その間に米軍基地があり、その先に原発群があることを思うと、この景観の素晴らしさが半減してしまう。
この地域が戦場になるやもしれずと思うと、この空間が失われないようにしないといけないとも思う。

友人から感想を送れと言ってきたので、一応書いた。
口下手なので言いたいことはあまり言えないのだが、書くのは整理できていいんだけど、まとまりがイマイチ。
いろんなこと、日頃から順序立てて考え文章にしていない証拠だなとも思うが、一応掲載しておく。
これだけ書くのに4日くらいかかってる…。

1日目は九品寺にお参りしがてら、Xバンドレーダー基地を永井友昭さんに案内していただいた。
2日目の午後は、そのXバンドレーダーの警備をしているシェネガの警備担当が射撃訓練をするために、昨年冬から福知山の自衛隊射撃訓練場を使うことになったというので、福知山平和委員会の水谷徳夫さんに現地を案内していただいた。

Xバンドレーダー基地への抗議行動を含め、京丹後に行ったのは、都合3回だった。
そのうち1回は20数年前であるし、京都市内から伊根に引っ越した友人家族を訪ねて行ったついでで寄っているし、当時は基地のことや日米安保や東アジアに関して何の関心も抱いていなかったから、行った数のうちに入らないだろう。
子供が小さくて赤ん坊だった次男が実は車酔いする体質だったと初めて気付かされたし、、経ヶ岬に寄ったら台風来てたし、最悪のコンディションだった。

あと2回は、Xバンドレーダー基地建設が始まる直前と運用が始まった頃の2013年の春と年末である。
いずれも日帰りで、年末のツアーは天候が少し荒れ、冷たい雨の中となった。

そういう意味では、二日間ともお天気に恵まれ、京丹後など京都府の北部がこんなに風光明媚でいつまでも眺めていたい景色だったと気がついたが、海岸線に不粋な軍事施設の建物や原発の建物があることを非常に残念に思う。

● お二人の地元を思う気持ちが伝わる取り組み

この地に生まれ育ち、故郷を自分たちの力で守りきれない歯がゆさもあるだろうけど、地元の人達の性格をよくよく思って行動されている「米軍基地建設を憂う宇川有志の会」永井友昭さんや「福知山平和委員会」の水谷徳夫さんの苦労は並大抵ではないと思う。

Xバンドレーダー基地関係についてはメーリングリストで、永井さんのFacebookの書き込みを流してくださっている(本人ではなく連絡会のメンバー)。
すべて読んでいるわけではないが施設の小さな動きを観察し続け、疑問を持ち投げかける姿勢に対して、こういう感覚を持っていないといけないなあと思ってしまう。


崖にある洞窟の穴文殊の上に当たる部分にトイレが設置されたのは今年のようだが、住民の強い反対に未使用のまま封鎖されている。撤去はされていない。
このトイレがどんなものなのか、文面からは伝わってきていなかったが、通常工事用などに使う仮設トイレでなく、プレハブのようなトイレであった。
大きさでいえば公衆トイレ男子用を思い起こしていただければいいのではないか。
いずれ撤去または移設されるものと思うが、なぜそこがいけないのか、米軍にはわからないのかな。

私は無信心者であるが、やはり神仏を信仰するという文化はある程度理解しているつもりである。
信仰、宗教というのは心の拠り所であり、生活の一部であり、その人の人生の中で無くてはならないものなのだろう。
不浄物を仏さまの頭上に置くという気持ちは逆に信仰者からは理解できないものである。
イラク戦争のとき、米兵が捕虜にしたイラク人からコーランを取り上げたり、裸にさせて写真を撮るなど、ムスリムなら耐え難い屈辱を味わわせた事件があった。
イスラム教でしてはならないことをわざと米兵はやって面白がった。
それだけではなく、米兵にはイラク人を差別視する教育がなされていた。
というか、軍隊では軍人以外の一般人を人とみなさないように教育されているというのを聞いたことがある。
それは人への尊重する気持ちを削り落とすのと同時に自身も人としての尊厳を失わせていく教育であると思える。
自分とは違う宗教や文化を持つ人たちを蔑み、尊大な気持ちで接するのが軍隊であるのなら、それが自国軍であろうと私は嫌だ。

福知山のほうでは、さあこれから水谷さんの、自衛隊射撃訓練場の近くからのお話を聞こうとした途端にダーンという音が連発して聞こえてきて、非常にびっくりした。

私は射撃に使う兵器の種類にはもう一つ疎いが、子供の頃に聞いていた鳥や獣を狩る銃の音や、家族がテレビゲームでやっている射撃などのゲームからの音とも全く違う音である。
音にびっくりし、そしてそういう音が日常にあり、聞き慣れてしまうことの怖さをふっと感じた。

この日の訓練はとりあえず京丹後Xバンドレーダー基地の警備ではないということだったが、水谷さんは自衛隊の訓練以上に米軍の警備(兵士ではなく基地で唯一兵器を持っている警備担当の軍属。免許更新のため)の訓練に神経を尖らせている。
米軍が訓練に来るのを知ったのは、米軍や国や市の広報からではなく、新聞からだった。
地元住民が知らず了解していないことだったからだ。
そこから水谷さんの地道な取り組みは議会を動かし、市民にどう知らせていくかに集中していくようになっていく。
水谷さんはそれでも福知山市民は新聞の情報以上のことを知らないと言う。


福知山も京丹後の自衛隊も戦前から軍の施設としてそこにあり、最終的に自衛隊が接収し、近隣とうまく付き合ってきた。
その付き合いの中に米軍が割って入ってきた。

米軍は日本政府と話をしたかもしれないが、地元とは全く話をせず入ってきた。
近畿防衛局に聞いても、自治体が国に聞いても、納得できる返答が返ってこず、埒が明かない。

京丹後や福知山だけでなく、他の米軍基地・施設でも同様なのであろうと思われる。
自治体や防衛局・国が黙ってしまっても、住民は黙って見ている訳にはいかない。
生活と命がかかっているからである。
お二人のそれを考えた行動は、何も情報がなく、ただ「建設される」「運用される」「訓練に来る」ということだけで、地元で米軍がどう動くのか、住民とどう接していくのかを案じられるのは、「日米地位協定」が平等でないからだ。
日本における米軍兵士の地位は治外法権であり、住民が米兵からどんな被害を受けても何もいえないのは、沖縄の米兵が起こした事故や事件を見れば一目瞭然である。
治外法権なのは沖縄だけではなく、全国にある米軍基地周辺でもそうである。
住民とうまく付き合うのには、地位協定を見直す必要がある。
このことをどう取り組んでいくのかが課題なのかなと思う。


● 日本が今やることを考えた


今、東アジア情勢が今注目されている。
トランプアメリカ大統領が過激な発言を繰り返し、呼応して米軍が動くとどうなるのだろう。
確かに金体制は人権を無視し、国際的な流れの中で逆行していて、非常に危険な体制だと思う。
武器の輸出で得た金を国民に使うのではなく、更なる武器の拡張や更新に努めていると思える。

アメリカにしても朝鮮にしても、国民を守るために基地周辺の住民を守るために軍をおいているわけではないと思う。
この危険の渦の中で日本は原発再稼働を推進し、朝鮮が在日米軍をミサイルの標的にすると言っても在日米軍の縮小・撤退をアメリカに言わない。
国内のマスコミも日本のどこにミサイルが落とされるか、落とされた場合国民はどう対応すればいいか、迎撃システムはうまく作動するかというようなニュースばかり垂れ流している。
ミサイルの標的になるような懸念があるのなら、再稼働推進を一旦置き、Xバンドレーダーを止め、また在日米軍を一時的にでも撤退を請うことをなぜしないのか。
ミサイルを撃たせようとしている動きをなぜ止めないのか。
むしろ朝鮮を悪者にして際立たせ、国民にそれを植え付けているようにも思う。
住民に「逃げろ」ではなく、朝鮮を含む東アジア諸国で話し合って平和的に解決する方法をなぜ提唱しないのか。

東アジアの安寧のためには軍隊が必要なのだろうか?
逆に東アジアの中にアメリカの強大な軍隊が入ってくることでバランスが崩れるのではないのか。

日本国憲法が素晴らしいものであると再認識したのは911後、2001年10月アメリカのアフガン侵攻後であり、それ以前は特段の意見を持っていなかった。
アメリカの意に沿うような形で海上自衛隊をインド洋に派遣し、2003年のイラク侵攻後には陸上自衛隊、その後航空自衛隊もイラクやクウェートに派遣したことに関し、侵攻・派遣が正しかったのか、検証すら行われていない。

検証していないといえば、第二次世界大戦のことも国として検証をきっちり行っていないから、いつまでもアジア各地からことあるごとに「反省を」「謝罪を」と言われる。経済大国にと復興・邁進した戦後の中でこれだけは行われなかったことは、アメリカの意向でもあるのではないか。そもそも日本もそういう体質なのではないか。
検証していないことは、国民もしかりであり、観光やビジネスも含め、諸外国の方々への連帯を示すときには、まずそこから始めないと対等な気持ちになれない気がする。

その検証とともに日本は日本国憲法があるのだし、第一に掲げ、各地の紛争において和平交渉を買って出るのは「名誉ある地位」であると思える。
それもできずにアメリカの陰に隠れ、アメリカの意のままに動いている日本に明日があるのだろうか、若い世代に引き継げるだろうかといつも思ってしまう。


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途中で寄ったレストランから日本海が見える。
青々として海岸の木々とマッチしている。
気持ちが豊かになっていく感じがする。
この右手の方に自衛隊の基地がまず見えるそうだ。
窓際に双眼鏡が置いてあった。

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2日目の朝、伊根湾巡りの観光船に乗る。
京都の鴨川にもいるゆりかもめが大量に飛んでいる。
舟屋がズラッと湾を囲むように海岸線に沿って建てられている。
すぐそこが漁場なのだ。
豊かな海であることはこの地域では当然なのだ。

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全容ではないが、Xバンドレーダー基地。
撮影地は向かいの墓地。
左手に行けば穴文殊を祀る九品寺があり、自衛隊基地があり、そして集落が続いている。
丸いのは通信施設だということで、レーダーは一番奥の海沿いにある深い緑の建物の向こう側。
正面からは見えないが、海(船)からは見えるという。
海の方から見たら、これらの建物は周りの景色とは相容れないものであるだろう。
発電機の音もずっとすごいし、こういうのを日常的に聞いていることは私には想像を絶する。

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福知山の自衛隊射撃訓練場を視察。
農作業をしている男性の奥が射撃訓練場の一部。
的らしい数字の札がみえると言うので、撮影してみた。
案内の水谷さんにカメラを向けたところ、音が…!
シェネガの警備が持っていた銃はライフルだと言うので、その音かと思ったが、違うという。
それでも何かからだに響くような音の伝わり方。
ここにいたら危ないんじゃないかと思ったほどだ。
土手に座っているのは農作業の人じゃなく、農作業の人に流れ弾などいかないように監視している人だという。

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